2014年1月アーカイブ

ボーリングダボウチ機の解体から始まってNCラジアルソー(組子機)コンプレッサー、大型集じん機、6軸モルダー、多軸ボール盤と計6台を送り出し、代わりに手押しカンナ、自動カンナ、シェーパー、小型サイクロン集塵機4台を新しく入れた。

これで機械の入れ替えは、ほぼ終了です。

思ったより早く出来ました。ホッ!

これからは機械の配置、それに伴う電気配線、集じん配管のやり変えがあり、しばらくはバタバタが続くと思います。

日々の製作活動の合間しか出ないとできないため、これからはゆっくりとやるつもりでいます。

また、おいおいご紹介します。

多軸ボール盤

IMGP9582.jpg

 多軸ボール盤も同時に引き取られて行きました。

これはフィンランドでイタリアから輸入して、それを日本まで輸送したもので、良い機械です。

フィンランド語で「MONIKARAPORAKONE」といいます。

日本にはおそらくこれ一台と思う。

これも大変お世話になりました。

ありがとうございました。

IMGP9587.jpg昨日の定休日に予定の通りモルダーが引き取られて行きました。

重さ4tです。

これまでいろいろな働きをしてくれてありがとうございました。

なんでも岐阜に行くらしい、新天地でも活躍して下さい。

長年使った機械とさようならするのは

心細い感じです。

 

新型のラック

 今日は午前中、近くに2件配達に行き、帰ってきて新型のサイズオーダーラックのサンプル製作にかかった。

3,4年前から構想を温めていたものですが今年は発売に持っていくつもりいます。

完成したらブログで真っ先に公開します。

4時頃からはオーダーを受けているデザイン図にかかりましたが完成まで行きませんでした

明日また続きをやることにします。

今日も元気です。

答えにくい質問

ちょくちょくメールで木工技術に関して質問をいただくことがあります。 

答えやすい質問、答えにくい質問があります。

昨日は木材加工について学んでると言う、学生さんから以前に私が作った家具について

「どのような工夫をされていますか?ご教授ください」と言った質問が寄せられました。

ごっっご教授!!!えっえっ!何を??

質問の内容が漠然としていて・・どのように答えるか一瞬考えてしまいました。

卒論にでも使うのかな????

メールでの質問はもっと具体的にしてちょうだい

結局「私は教師でなく、あいにく説明する術を持っていません」と言って、あいにくの返信をしました。

独自の加工技術についてはマル秘のものもありますが、別に隠す程のモノでもありません。

特に木工を志す若い方には、良いモノ作りに役に立つのであれば極力応えたいのですが・・

でもメールで、どこの誰ともわからない方に「ハイ分かりました」かと答えられるほど、人は良くありません。

真剣にモノ作りに挑んでいる方なら喜んで教えこともできますが・・・・

まっ!そんな人は、まず聞いてこないだろうけれど・・・・

「チョット教えてョ」「チョット聞いて見たろ」と言ったノリの方にはゼッタイ教えたくない。

へそ曲がりで意地悪なんです。

パレットラック

_IGP9562.jpg

倉庫などに使う重量物用のラックをパレットラックと呼ぶらしい。

休日に二階の不要な部分を解体することにした。

ぼちぼち一人で始めたが・・これがけっこう重労働

高さ3100mm

1間口内寸2890mm3段

奥行き800mm

・三連結ワイド8970mm☓2台(6間口)

・単連結だと4~5段で4台ワイド3040mm

_IGP9566.jpg

一段に1t以上乗せていましたが、びくともしませんでした。

どなたか利用していただける方に格安で売ります。

全部で価格¥60,000

バラ単連結4段1台¥20000

但し、引取に来られる方に限ります。

ご希望方、ご連絡ください。

info@oneall.co.jp

TEL072-630-3360

 

6軸モルダー

mordare.jpg

この機械は6個の鉋刃が装着できます。

そのためスピーディーに部材を削り出します。

丸棒や飾り面取りも粗材から一気に削りだすすぐれものです。

このモルダーも今回の設備改造計画では処分が決まっており今月29日に引取予定です。

これに変わるものとしてアナログな手押しカンナと自動カンナ、シェーパーを新しく購入しました。

それらのアナログ機が進化したモルダーを手放すことは寂しいのですが・・

本当に手放して大丈夫????

大丈夫です。

自信あります。

スパイラルカッター

_IGP9541.jpg

これは今回購入した手押しカンナのスパイラルカッターです。

10数ミリの小さなカッターが螺旋状に配されていて、刃の交換はクルッと90度回転させて計4回交換できるといったものです。

私が日本製の中古にせず、この中国製のカンナに決めたのは実はこのカッターに興味を持ったからです。

このカッターは以前からあるのは知っていましたが、ケビキに使う程度でこれを全面に使うのは面白いと思いました。

実はこれを知ったのはアメリカの木工サイトを見ていてアメリカではよく使われているようでした。

もちろんアメリカで販売されているものは中国製です。

今回は日本の業者さんから購入しました。

これの良い点は刃物の出を調整する必要が無く、一部の刃欠けが出てもその部分だけ変えればいいので経済的、それに何より切削くずが小さく、軽く削れるところです。

今回集じん機を小型にしたので木くずが小さいのは助かる。

今回自動カンナと手押しカンナを導入して今のところ正解だったと思っています。

但し、工作機械というよりは道具的な感じがしました。

10Kg程度の土台に180kgほどの本体を載せているのでモーターを回すと振動がひどいのです。

フエルトやゴムをかまして工夫して何とかなったが、こうした工夫のできない方にははっきり言って無理な代物です

この手押しカンナも付属のVベルトはキンクしていて何度やってもベルトが外れる始末、結局Vベルトの新品を買いに走った。

Vベルトを変えれば問題はあっさり解決しました。

自動カンナの試運転

自動カンナの切削テストを動画にとってみた。

スパイラルカッターは削り面に微妙だがカッターの後が残る。

但し、切削は軽く、いい感じで削れています。

どうせ仕上げにサンダー掛けするので、厚み落としやムラ取りができればいいのです。

この中国製のカンナははいろいろ問題点もある、例えば出口の送りローラーとカッター刃の間に仕切りが無く刃に付いた油などがローラーに付着するおそれがある、カッター刃の取り外しができない構造のためヤニの付着を防ぐためにCRCなんか塗れば、きっとローラーに付着して滑ってしまうだろう。

まだテスト段階だが厚みに最大0.3mmほど切削ムラができている、調整すれば治るかな???

本格的に使ってみてまた報告します。

 

自動カンナ完成

_IGP9535.jpg

自動カンナは最終の調整とデジタル目盛りを付け終わった。

このデジタル目盛りはややっこしくて困った、逆また逆にすること数回でほとんどの時間をこれで食った。

寒い時に買わないほうが無難と思います。

少し削ってみたがスパイラル刃はやはりクズも小さいのでグットです

_IGP9537.jpg

 下の台が薄い鋼板仕様で,上の本体とがっちり止めると箱鳴りがうるさい.

間にゴムとフエルトで防振してみた、これは効果ありました。

 

 

自動カンナの組立て

IMGP9530.jpg

 定休日は朝から自動カンナのスイッチが治ったので組立てを続行しようと思ったが接続テーブルが微妙に段差ができる(0.3mm程度)

これを解決するには本体の下にワッシャを二枚ほどカマスか?削るしか無い。

ワッシャを入れるには手が入りづらいので削ることにした。

さすが・・中国製じゃの!

日本製なら文句も言いたくなるところだけど・・・・

産業用と違って構造も至って単純なので機械も手づくり?できるところがいいところなのかも???

まっ!ここはポジティブにポジティブに

 

スイッチBOXの補修

IMGP9533.jpgスイッチBOXは無事に補修を完了しました。

BOXは木製になりました。

フランケンシタインの顔のようにツギハギだらけですが、機能は完璧に回復しました。

使えりゃーいいのよ

明日は自動カンナの組立てを再開します。

スイッチBOXの補修

_IGP9508.jpg

昨晩部屋を暖かくしてバラバラになった破片をジグゾーパズルの要領で瞬間接着剤とに2液の水ビ、エポキシ樹脂などを使って根気よく貼りあわせていきました。

自分のしでかした不始末なので仕方ないです。

一箇所貼りあわせては固まるのを待つ・・・

気のとーくなるような作業です。

壊れたスイッチBOX

_IGP9505.jpg

 それにしてもこの壊れ方では修復は無理かも???

マグネットスイッチの端子部分も2箇所壊れて粉々です。

この箇所さえ修復できれば可能性は出てくるが???

とにかく欠片を拾い集めてみた。

難しそ~

手押しカンナ

_IGP9497.jpg

昨日は壊れた自動カンナは見るのもおぞましいので、そのままにして先に手押しカンナを組み立てた。

フォークリフトの手を借りて何とか組立ては無事成功。

それにしても重いな~

これは結構大変です、その上に、これでもか!とグリスをコテコテに塗っているので拭き取るので大変でした。

このカンナの刃はスパイラルカッターと言って小さな四角い刃が螺旋状にいっぱいついていて、その部分のグリスを落とすにはカッタースピンドルごと洗う必要があったがスピンドルとカッターが一体になっており、取り外しては見たもののベアリングも付いたままだし・・・その取り外しに結構手間取った。

もっと簡単に外せるようになってると思い込んでいましたが・・・・

これまで使っていたモルダーはスピンドル軸から刃を取り外して苛性ソーダの液に付けて固まったヤニを落としていたが、この手押しカンナはそういった洗浄を想定していない作りのようである。

その辺りの配慮がまだかけているようです。

手押しカンナは初めてなのでよく分からないがこんなものなのかな????

ここまでグリスを塗って固める必要はあるのかな??などと疑問を感じながら・・・・

なんとか無事完成です。

服は油でギトギトになってしまった。

今日は壊れた自動カンナのスイッチを何とかやらなければ。

IMGP9485.jpg

昨晩、予定の本棚の製作を終了させて、自動カンナの組立てをはじめました。

その後うまく台に乗せることが出来ましたが・・・・・・

とにかく寒い日でした。

悲劇はその後に起こりました。

 

_IGP9492.jpg

本体の底にりん木をかまそうと傾けた時、上のヘッドが滑って下に落下・・・

じぇじぇ!!を通り越して

ゲッゲッ!!!

スイッチボックスは破壊してしまいました。

ショックで・・・

ボー然と立ちすくす・・

これ・・・治せんの????

対策を考えるにはショックが大きいので

昨日は、立ち直るため、壊れたものをそのままにした早めに寝ました。

今日は手押しカンナを先に組立てようと思います。

慎重に

 

 

 

IMGP9482.jpg

予定していた通り、注文していた手押しカンナと自動カンナが今しがた入荷してきた。

これは日本製では無いので自分で組み立てる必要がある。

その分、値段は安いのであります。

中古の日本製と迷ってのですが、これにしました。

どんなものか楽しみである。

組立てが完了したら、またご報告いたします。

初計測

_IGP9479.jpg

定休日ですが今年になって初の計測にお伺いしました。

場所は、ご近所といってもいいくらいに近いところでした。

まだ建築中のお家はクロスの貼る前で、作るものはTVの壁面キャビネットです。

壁吊りになる予定なので前もって芯材以外に壁内にコンパネを入れてもらっています。

今年も頑張るぞ!

 

消費税を外税に

 消費税が4月から8%になります。

個人的には反対なのですが、決まったことなのでウチとしてもこれからの対応を考えなければなりません。

今まではすべて内税で対応していましたが外税にするつもりです。

問題はいつからやるかですが2月頃を考えています。

その節はよろしくお願いいたします。

仕事はじめ

_IGP9403.jpg

今日から仕事はじめです。

去年の暮れに完成させた集じん機の配管ダクトです。

今日はすっかり良くなりましたが、インパクトドライバーの使い過ぎか右手首が正月中、悲鳴をあげていました。

主管にΦ200、枝管にΦ150で配管しました、全部で50m以上ありダンパー、継ぎ部のロスが思ったより大きいいことに気づきました。

2馬力の集じん機2台では足りません。

かなり入念に隙間を埋めたつもりですが・・・配管の長さが問題みたい。

やはり以前の大型集じん機のイメージからまだ脱却できていないようです。

集じん機を邪魔にならない端に配置して主管を設けた配管にしましたが約1台分が継管と長さのロスに消えているようです。

集じん機をセンターに持ってきて機械ごと放射状に配することのほうが効率良さそう。

まッ!少し力不足ですが仕事はこなせるので、しばらくはこのままで行きます。

10日には注文している手押しカンナと自動カンナが来る予定です。

全部揃ったところで、また時間を見てやりかえるつもりです。

新年2014

R0017649.jpg

新年あけましておめでとうございます。

元旦に京都の八坂神社に初詣に行きました。

あまりの人並みに圧倒されて結局、お参りするところまでたどり着けず途中断念し引き返しました。

去年の暮れに集じん機の配管工事の疲れか、体に気力が薄いのを感じた次第です。

今年は新年から、やらなけばならない課題がびっしりと詰まってます。

うまく運びますように

MT42BlogBetaInner

----作者紹介----


三谷 正昭
1953年3月大阪生まれ
-職業-
本棚、家具等の デザインと製作販売
㈱ONE&ALL代表
-好きなこと-
魚釣り、歩くこと、サイクリング、 仕事
-得意なこと-
壁面にピッタリの本棚やキャビネット作り
-ごあいさつ-
家具作り・身近な出来事を通して「ふっ!]と感じたことを勝手気ままに綴っています。

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