2010年10月18日アーカイブ

オーダー家具の見積りには、その前にお客さん自信でやらなければならない作業があります。
「何を希望しているのか具体的することです。」(考える作業)

次にそれを作る側にうまく伝えなければなりません、イメージイラストが簡単で最も分かりやすと思います。
希望するものが具体的になっている方の場合、メールなど文章で上手く説明される方は、まれにおられますが文章力がかなり必要です。
とにかくどんな方法であれ作り手に具体的なイメージが伝わった時、初めて見積りが可能となります。

考えても具体的にならない場合

  • 作る事ができる人に相談
  • デザインができる人にデザインを考えてもらう。
    (設置場所のサイズとだいたいの要望を伝え後は任せる、但し、この場合は発注が前提となるため大まかな価格を前もって聞いておく必要があります。)

オーダーメイド家具の制作をしていると見積り価格について聞かれますが

お客さん
「キッチンの食器棚を作ってもらったら、値段いくらぐらい?」

そこで私は
「サイズや扉や引出しなどは?」と聞けば

お客さん
「だいたいでいいから、値段だけ教えて」

このような聞かれ方で答えに詰まってしまうことがよくあります。(案外多い)
先に価格が知りたいのは理解できますが・・・、これでは価格は出せません。

おまかせデザインでも少なくともサイズは必須です、ましてリクエストがある場合、作る内容が解らない状況では誰でも無責任な見積り価格は出せないと思います。
もし出せるとしたらそれはいい加減な価格で注意が必要でしょう。

 

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----作者紹介----


三谷 正昭
1953年3月大阪生まれ
-職業-
本棚、家具等の デザインと製作販売
㈱ONE&ALL代表
-好きなこと-
魚釣り、歩くこと、サイクリング、 仕事
-得意なこと-
壁面にピッタリの本棚やキャビネット作り
-ごあいさつ-
家具作り・身近な出来事を通して「ふっ!]と感じたことを勝手気ままに綴っています。

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