2010年12月 7日アーカイブ

自作集成材接着機

 

R0015297.jpg

テーブルの脚を接着集成しているところです。

 

チョット接着するのであればここまでする必要は無いと思いますが後々剥がれないようにするにはそれなりの技術と経験が必要です。
一般的に集成材を作る場合は1平方センチメートルあたり7kg、すなわち10cm×10cmのモノを着ける場合700kgの力と接着力強い接着剤が必要です。

画像の油圧ジャッキは4t×2計8トンの力を持っています。
これで30分†60分加圧します、これでテーブルの脚の材用が出来ます。

ここまでやらなくても・・・・
と思われるかもしれませんが木材は水分を常に保有しているのでその水分が年月とともに接着材を劣化させます、これにより接着面は外れる事があります。

まだ家具をデザインしはじめの頃このような問題で不良品を作ってしまった苦い経験があります。

この経験から試行錯誤の結果、自分で作った集成テーブルと油圧ジャッキシステムです。
これにより接着ミスはなくなりました。

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----作者紹介----


三谷 正昭
1953年3月大阪生まれ
-職業-
本棚、家具等の デザインと製作販売
㈱ONE&ALL代表
-好きなこと-
魚釣り、歩くこと、サイクリング、 仕事
-得意なこと-
壁面にピッタリの本棚やキャビネット作り
-ごあいさつ-
家具作り・身近な出来事を通して「ふっ!]と感じたことを勝手気ままに綴っています。

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