小さなPCデスクの制作手順

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今日は雨 

小さなデスクの制作手順を紹介してみます。

手順は工程が多く全てを見せることは 不可能なためかいつまみ紹介してみます。

今後、家具製作や家具デザインを学ばれる方のため私の知る限りの技術についてカテゴリー(デザインの話)で公開していくつもりです。(よろしく)

最初は比較的パーツの少ないものを選びました。

2010_05060067_1.jpg
R0013078.jpg

まず各パーツをパネルソー、横切り盤を使用しカットしそれぞれの部材を準備します。
(正確なカットが後の加工をスムーズに運びます)

木ダボ用凹穴加工
NCボール盤に各パーツの穴加工を入力し、側板、天板、引出し・・・順を追って加工を進めます。

NCとは
数値による加工の事、
現在ではコンピュターによる制御の事をCNC(Computerized-Numerical-Control )当社ではこのCNCを使っています。(精度1/100mm)

R0013080.jpg

 加工する順序は人により様々ですが木工ではこの順序を間違えると大きく無駄な手間を増やすことになります。

R0013081.jpg凸穴加工
部材のコバ口にNCダボ打ち機を使用し加工をいます。
 
 R0013094.jpg この時 穴の深さをお0.1mmの精度で調整し糊がダボに均一に良く回るように調整する。
 R0013091.jpg 次に面取り加工を施す
面取りはムク材加工には必須です。
R0013092.jpg コバ口をペーパー処理しカット時のノコ目を消す
 R0013096.jpg 各パーツの表面仕上げペーパー加工
R0013098.jpg

 組立て

棚と側板の接合

R0013100.jpg 天板接合
R0013101.jpg引出しの内箱の組立て
R0013102.jpg 加工完成
2010_04290112.jpg

 仕上げ塗装工程をへて完成です。

オイルは乾燥に4日†1週間おいてお客様の手元に届きます。

 

 

コメント(3)

自分で評価するのも気がひけるけど入れ忘れたから評価しときます。 

そうなんです、物価はとても高く、消費税も22%(10前当時)で買い物をする気力も失せる国です。
私はコテコテの日本人で食事はなんど行っても馴染めなせんでした、当時日本に帰国してジャコ飯を腹いっぱい食べることで生き返ったような気になったものです。
二十年近くフィンランドと日本を行き来しましたが、印象深かったことは人と景色、空気です。
私にはとても多くの勉強をさせてくれた素晴らしい国です。

嫁がフィンランドから帰ってきました。アイスランドの噴火の影響もなく無事に。
レッドパインのにおいを満喫したそうですが、ツアーなのでかもめ食堂には寄れなかったそうです。そして5月にしてはとても暖かかったようです。物価が高くて土産には手が出なかったとのこと。旅行の写真を見ていると三谷氏の手作り家具が欲しくなりました。
一度工場見学に行きますのでよろしく。
大阪人間科学大学からは近いですか?

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----作者紹介----


三谷 正昭
1953年3月大阪生まれ
-職業-
本棚、家具等の デザインと製作販売
㈱ONE&ALL代表
-好きなこと-
魚釣り、歩くこと、サイクリング、 仕事
-得意なこと-
壁面にピッタリの本棚やキャビネット作り
-ごあいさつ-
家具作り・身近な出来事を通して「ふっ!]と感じたことを勝手気ままに綴っています。

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