424日目の岡山 ウレタン塗装

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先日、ウレタン塗装のお話をしましたが、早速ウレタン仕上げの製品が出来上てきたので塗りました。

仕上げる製品はブラウンとナチュラル2点あります。

製品の初ウレタン仕上げはやはり、緊張します。

慎重に一度塗りをしました、2時間程乾燥させ(写真)ひっくり返して反対面を塗りました。

2,3時間置いて乾燥させると水性のため水分を吸って乾燥した面は目起き(サンダーで削った木目が立つこと)してザラザラになります。

その起きたザラつきを#320番程度のペーパーで軽く削ります。

わりと簡単にザラつきは無くなります。

水性塗料はここまでの工程がオイル塗装に比べ余分に時間がかかります。

この工程が済めば、乾燥した塗料が目を押さえるので、もう目起きは無くなります。

再度、裏表にウレタンを2度塗りするとザラつきは無くなり滑らかな表面になります。

そうすれば完成です。

今回の塗りには普通刷毛・ローラー刷毛・コテ刷毛の三種類を使いました。

一番良かったのはコテ刷毛です。

ガン吹きはなれているのですが塗料が飛散するため今後は極力使わないようにします。

ウレタンは全つや消しですので塗ってないような表面に仕上がりました。

なかなか良い感じです。

作業手間はオイルに比べかかるが臭いも無いので体には良さそう。

今度は、つや消しの度合いを3分・5分・7分艶とテストして見るつもりです。

余談ですが、つや消し塗料と艶あり塗料の違いは基本となる艶あり塗料に光を乱反射させる微粒子粉が入っているか、いないかで決まります。

その微粒子粉が多いと全つや消し、量が半分だと5分つや消しとなります。 

昨日、早速にも次のウレタン仕上げの製品も注文が入りました。

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----作者紹介----


三谷 正昭
1953年3月大阪生まれ
-職業-
本棚、家具等の デザインと製作販売
㈱ONE&ALL代表
-好きなこと-
魚釣り、歩くこと、サイクリング、 仕事
-得意なこと-
壁面にピッタリの本棚やキャビネット作り
-ごあいさつ-
家具作り・身近な出来事を通して「ふっ!]と感じたことを勝手気ままに綴っています。

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